生活拠点を変えるのはただでさえ大変けど、都会の実家生活→地方一人暮らしは特に苦労する。
引越しが住んで、最低限の生活用品は揃ったけど、その後都会との違いからくる不便さ・不快さにもやっとしている人に役に立つことを願ってる。最高だった都内実家のQOLに少しでも近づけよう。
じゃあ、実際に都内実家生活から地方工業地域に住んで3年経った投稿者がこれまでの経験からおすすめのアイテムを紹介していく
寒さ対策 地方の冬はただの季節じゃない
投稿者の住むエリアが特殊かもしれないけど、これに一番気を配ったかもしれない。
東京だって超寒いとおもってたけどレベルが違った。
12月~2月の間、出勤の時間帯は毎日氷点下。ちなみに山地でも北海道でもない平野だけどこれは普通なんだ。。
寒いのを放置してると、どんどん気が滅入るし今いる環境が嫌になる。なんでこんな場所にいなきゃいけないんだ…という考えになるので冬場はエアコンもこたつも我慢しない方がいいと3年間で学んだ。
節約とかなにかしら努力するのは裸で寝ても死なない夏場に、と決めた。
着るもの
ヒーターベスト コスト¥2,000~3,000
車出勤なら暖かいじゃないかと思うかもしれないけど暖房が効くまでだって寒いのだ。それに動かないから余計寒い。
暗い朝の憂鬱を着て10秒で暖かいヒーターベストで軽減できる。
ライダーや屋外作業者向けのものだけど、これを着ると家から出たときの”ウっ”とくるのを抑えられる。
シートヒーターが無い車でもヒーターベストを着て背中を当てていると暖かいので幸せ。
電源はベストからでているUSBをモバイルバッテリーに繋げて使う。消費電力は大きいけどバッテリーが大きすぎると肩が重いので10000mhAくらいがいいと思う。
Amazonには似たようなというかおそらく同じものが大量に出ている。たぶんどれでもいい。リンクは投稿者が購入したリンク。
暖かいスリッパ コスト~¥1,000
これは2023年末に見つけた神アイテム。ワークマン ヘヤルームシューズ。
冬場の部屋の中、特にフローリングが冷たいのでこれは一日中履いてる。
靴底がこれも金属光沢のある素材で断熱してくれる。
毛布 コスト~¥3,000
投稿者のいる県では夜間、部屋の中でも水が氷る地域もあるらしい。まあ朝起きて鏡の前で息が白いのを毎日みてたらわかる。
投稿者推奨の冬用毛布。ユニクロヒートテック、下着以外にあるんだと思って買った。フランネル地で手触りもいい。
ちなみに厳冬期の布団コンストラクションは、下から
マットレス→電気毛布→フランネルシーツ→投稿者→HEAT TECH毛布→掛け布団→毛布
の6枚で対応してる。最後の毛布は、掛け布団のカバーがツルツルしていてこれすら触りたくない程冷たいので寝ている間は手に触れたくない。これでも全く過剰だと思わないんだよね。
移動手段 結論は”車”と”自転車”
車 街がそう造られている コスト¥1,000,000+
まず車。車がないと田舎は生活できるとかできないって話は議論しつくされているのでここではしないけど投稿者もあった方がいいというレベルで話を進める。
都内でも車に乗ってた投稿者が感じるのは、都会より”地方の方が車の移動はしやすい”ということ。
例えば車で都内スーパーに行くと、立体駐車場か地下駐車場をぐるぐる回ってやっと空いてた狭い枠に頑張って停めるイメージ。でも地方は平置きのクソ緩い白線にガバっと停めるだけ。
たいていどこのスーパー・病院・美容院・コンビニも駐車場が広大なので空きがないということはこれまで経験してない。
白線広すぎて駐車が苦手とか気にならないよ。
電車で会いに来てくれた友達と駅で待ち合わせるのも、新幹線の駅では送迎用のロータリー、在来線の駅でも専用レーンがあって堂々と並べる。
逆に都内からドライブに行くのに駅待ち合わせは停められる場所がなくて結構面倒。もう電車で行けよってなる。
車で生活するしかない地域は、それなりに車で移動しやすくできているということを知ったうえで検討してみて。
自転車 駅が遠い コスト¥12,000~20,000
実家に帰るときどうするか?
車生活になれると車に乗ることしか考えられなくなるんだけど、実家には駐車場がないor近隣駐車場料金は高額のどちらかだと思う。連休に帰省するとなると実家に連泊するだけでお金を減らすのは嫌だ。
こんな感じで地方生活をしていても仕方なく電車に乗る機会は意外とある。そんなときのために自転車はもっていた方がいい。
投稿者の場合、最寄り駅まで2.1kmある。これを徒歩だと28分かかるが自転車なら10分で着く。毎日歩いて駅まで向かってきた都会育ちの感覚からすると、最寄り駅まで徒歩30分は不便すぎ。
最寄り駅へせいぜい15分以内でつけば育った環境の感覚に近づくじゃないかと思う。(錯覚)
これも地方駅あるあるで、駐輪場は広くて無料。新幹線が止まる駅でも一日200円以下なので都会とは違うところ。2,3日帰省してる間停めていたとしても問題ない。
おすすめは折りたたみ自転車。理由は車との相性の良さで、普段、車に積みっぱなしにできるのが便利。ほとんど乗らずに外に置いておくと、くもの巣まみれになるのが田舎の常だし、車で向かった旅行先で徒歩以外の移動手段があると格段に捗る。
徒歩 コスト¥0~500
地方は街灯が圧倒的に少ない。国道も暗いし生活道路は真っ暗で、普段の通勤路にも帰りはハイビームが必要な場所がある。
夜歩くなら、ペットの散歩やコンビニに出かける時にも反射板かスマホの懐中電灯をつけよう。100円ショップで売っているので問題ない。
自分が車を運転していても歩行者が反射素材のものをつけてくれているとありがたいと思うことがよくある。自転車にもテールライトがあるとドライバーの視認性が良い。
引越し間もない頃、そんなことも知らずに会社の飲み会参加のため駅まで歩いてたら30分で2回轢かれかけたことがある。飲み会も命懸け。
バイクは? Ans.移動手段にならない
バイクはどうなのかという意見に対して投稿者は”おすすめしない”。
投稿者もバイクを2年間持っていたが移動手段として活躍したことはなかった。雨、特に後述の寒さという点で快適ではない。
投稿者のような面倒くさがりにはどこかへ向かうという目的だけのためにプロテクターをつけたりはやってられない。
あくまで”都会の快適性を地方でも”ということを追及していると車には適わないと思う。バイクはツーリングをするための、”バイク自体を楽しむ”ための乗り物だと思ってる。
虫よけ 助けはやってこない コスト ~¥1,000
住居の隣は田んぼ。その隣も田んぼ。豊かな土と水があるから虫たちも豊かに湧いてくるそれが田舎。
招かれざる客の対策をして、部屋の中だけは自分しかいない安心できる場所にしたい。
まず窓際にこの2つ
大きい窓にはスプレー、玄関やその他の小窓の網戸には虫よけネットという使い分け。
都内じゃなかったことだけど、ある日突然網戸に小さい虫が数十匹つくことがある。ホラー。
また、どういう訳かはわからないけど玄関の小窓は開けてないのに虫がおおいのでさらに虫よけネットをつけておく。
それからこいつ。
普通のキンチョール。
防いでも入ってきてしまったら倒すしかないのでこれは常備。キンチョールは有効な敵の種類が多いので優秀。しかも一度部屋にスプレーすると忌避効果(侵入防御)もあるところがいい。
最後はこれ。
武器。リンクを貼ったけど100円ショップにあるのでいい。
干した布団と一緒に入ってきたセミとの対戦はこれで勝った実績がある。
どれも入ってからでは遅いので夏が始まる前の時期に買っておこう。
さいごに
投稿者が住んでいる場所よりももっと田舎度合いが高くて、もっと寒い場所もいくらでもある中で快適に過ごす術を持っている人はその工夫努力と資金力を称える。北海道に住んでみたいって思ってたけど虫はでかいし冬の朝は勘弁だな。
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