instagramのストーリーにはかつての同級生たちが輝かしい旅行の記録をアップしている。一緒に行く人がいれば俺もな・・・と思う人も多いと思う。
しかし学生時代から一人旅ばかりしてきた投稿者は、依然一人旅をし続けていて、まだまだ行きたいところがあってモチベも下がらない。
そこで
一人で旅行なんてつまらない、盛り上がれないという人にソロ旅行のモチベの上げ方を伝えていく。
また、社会人になって旅行に行く余裕ができた、これから一人旅をしたいけど費用的に気軽には無理という人へ低コストな計画の立て方を紹介する。
この記事を読めば、次の休みの旅行計画がなんとなくでも立ってくるはず。
1.目的地設定
旅行に求めるものは気分転換だったりご当地グルメを食べに行く、というのがあると思う。もちろんそれは旅行に出かける目的なんだけど、盛り上がりを他の誰にも頼れない一人旅にはもの足りない。
旅の目標は自由だけど、投稿者が旅行テーマにしているのはこれら。
- 世界遺産
- 三大○○ 日本百〇〇
- 聖地、小説の舞台
- (他のポイントに加えて)ご当地グルメ
場所を決めるんじゃなくてテーマを考えることがポイント。それぞれ紹介。
世界遺産 社会人の貴重な旅時間を無駄にしない
人生で一度は現地で見てみたいものは世界中にあるけれど、仕事をする限り旅行ができる自由な時間は多くない。それなら一回の旅行の価値を高めて満足するものにしよう。
”がっかり名所”なんて言葉もあるくらい、有名なところがいい場所とは限らない中でどうすれば”外さない”旅行ができるのか。それに対する1つのアンサーが世界遺産。大雑把に言うと”国連がここはおすすめ”と認めた場所。
世界遺産とは、1972年にユネスコ総会で採択された世界遺産条約に基づき「世界遺産リスト」に記載された、「顕著な普遍的価値」をもつ建造物や遺跡、景観、自然のことです。
世界遺産検定
世界”自然”遺産は保存すべき様な世界有数の景観を持っていて、見るだけでもその美しさや異様さを感じることができる。綺麗な景色は言ってしまえば分かりやすく凄い!と思えるので盛り上がりやすく、一人旅に限らず、友達と行く旅行にもおすすめ。
一方で、世界”文化”遺産はそこの歴史を認められた場所。自然遺産に比べてビジュアルは地味だったりもする(鉱山や工場跡は結構見た目も印象的)。だけど日本の世界遺産は圧倒的に文化遺産が多い。
でも文化遺産は一人旅行者にもおすすめできる。一人なら過去に何が行われていたか場所なのか事前知識を出発前に入れておけるからだ。(本はハードルが高いな…)っていう人はyoutubeやNHKのドキュメンタリーがおすすめ。NHKのドキュメンタリーについてはこの記事を見て欲しい!
過去記事
大抵有名なところの看板には説明が書かれているんだけど、前もって知っておくのとは全く違う気分で名勝や遺産を見学できるはずだ。あなたが少しでもその場所について知っていれば、いざ訪れたときに昔そこにいた人と同じ場所に自分が立っている不思議さや年月の長さを感じられるはず。その感覚こそ旅行に来た甲斐があったと思う瞬間だと思う!
日本三大○○ 日本百名〇〇 旅行のサイドストーリー程度に
先に結論をいうとこれを目的地設定にはしなくていい。インパクトに欠けすぎる。
ただ、世の中にはこの類が本当に多いので旅行先で遭遇しやすい(がっかりも多い)。
日本三大~のリンク(wikipedia)←うんざりするほど多い。あなたも知らずに達成してるシリーズがあるかも。
ただ、頭の片隅にいれておくとシリーズ化できるし、ゲームのアチーブメントっぽい楽しさはある。例えば日本三景(松島<宮城県>、天橋立<京都府>、厳島<広島県>)がルート近くにあって、あとあそこへ行けば達成だな…とか思うと次の旅モチベーションになったりはする。
投稿者は佐渡金山(訪問済み)・石見銀山(2024訪問予定)・足尾銅山を勝手に”日本のトロフィー”というアチーブメント設定にしていて早く達成したいと思っている。
日本三大ラーメンは札幌ラーメン・喜多方ラーメンとどこだっけ?
聖地 小説の舞台
日本のアニメの聖地は今や外国人観光客で溢れかえるようになったけど、アニメでなくても誰かが訪れた場所やそのルートを再現したいと思うのは宗教とかを見ても人間の本能なんだろうか(すっとぼけ)
自分しか知らない小説の舞台や紀行は自分しか楽しめない。でも一人旅なら(最悪面白くなかったとしても)気にせず見に行くことができるので、思い出に耽りながら行ってみてもヨシ。
ご当地グルメ
旅先でマクドナルドと吉野家しか食べないってことはないと思うけど一応。もちろん旅の楽しみで、これが食べたかったという動機で計画を立てることもあると思う。だけどそれ以外ノープランってなると時間を余してしまいがちなので注意してほしい。
店の探し方はまちまちだけどinstagramで地名を検索すれば流行りの店が出てくる。名物がない観光地だったとしても人気な店は大概出てくる。ただし営業日の確認を忘れずに。ワクワクして向かった店がやってないとマジ萎だからね。
instaでもピンとこないときはsusuru.tvで紹介しているラーメンが近くにないか探す。ご当地ラーメンを見つけられると旅の満足度があがる。↓は店の検索に便利なサイト
情報を得る目的ならネットで十分な中、それぞれの旅行に行く意味を持てたら最高だね!
2.日程 ルート設定
行先をきめたら、次はどうやって向かうか考えよう。また、充実した旅にするために効率のいい回り方を事前に決めておこう!
移動手段
旅行時の交通費は飛行機>新幹線>車>バスの順になる。どれを使うかは当然目的地までの距離や利便性に依るものとして、ここではそれぞれ交通手段の利用時に使えるツールや付加価値を紹介するよ!
公共交通 比較サイトで最安を探せ
一人旅を始めるなら多くは鉄道旅だろう。知らない駅に降りてまた知らない駅で電車を待つのはエモさ満点。しかし特に最近(2024年現在)交通費はあがりまくってる。でも交通費を理由に旅行が遠ざかってしまうのは残念。あなたに伝えたいのはとにかく”比較”すること。
公共交通機関を使うときに最安を探すために投稿者が検討・利用してきたツールはこちら。
- Yahoo!路線情報 当たり前だけど必須。旅行時は特にルートメモ機能が役立つ
- えきねっと トクだ値の料金が使えると最大30%安い。新幹線単品で買わなきゃいけないときには使う
- JR東日本びゅうダイナミックレールパック きっぷや宿がとれれば安いらしいが使いにくくて利用したことはない
- 格安移動 電車バス飛行機を一括で比較してくれる
- 旅行先の地域が打ち出している周遊きっぷ 例えば会津若松の街を周るのに周遊バスが便利だった ”目的地の駅名+きっぷ”で検索してお得になる方法がないか情報を探す
- バス会社やフェリー運航会社が打ち出している観光客向けきっぷ 往復に何かしらの割引券とかをつけているパターンが多い 割引券なしでも普通に買うより安かったりする 例)京急おとくなきっぷ
- トラベルコ レンタカーの比較に使う レンタカーは新幹線降車駅や空港最寄りは高いので少し離れたところがおすすめ。大抵無料送迎があるので利便性はさほど下がらない
車 道中を退屈な”移動”にしない工夫
自家用車をもっている人なら最大限活用して欲しい。なぜなら旅行において、車は最も自由で費用が掛からない交通手段だから。計画の組立て自由度が圧倒的に高いのも好きなところ。
以下、ドライブに使えるサイトやツール
- ツーリングマップル
車での旅行計画を立てる上での神マップ。道案内はもとより、景色がいい道やおすすめのランチ場所を編集者が実際に訪れて作られた凄さ。寄り道で温泉に行きたいときや目的地が少し物足りないとき、工程の途中にいい場所がないかを見つけられる。バイカー向けに作られているがもちろんドライブにも使える。とりあえず地元のエリアを買っておいていい。
↑購入時、図書カードNEXT(QRコードがあるタイプ)が使える楽天Kobo電子書籍ストアもおすすめ。
ドライブの際にはルートを工夫するのが大切だ。google mapは最短距離・時間のルートを見つけてくれけど、移動を楽しくするには景色のいい道や名物のある道の駅を通るのが良いと思う。特に日本百名道を通っていけるルートを考えておくのがおすすめ。全国にある日本百名道は晴れていれば絶景のドライブができるはずだ。
- 速旅 ドラぷら NEXCOが打ち出している高速道路の割引プラン 二輪は100㎞以上で高速代半額のサービスもある
- 高速料金検索 NEXCOのサイトから高速料金を調べられる 電車と迷ったときにも
- ETCマイレージサービス ETCは使うとマイレージがたまる。知らない人は絶対に使うべき 事前登録が必要
車は人数が多いほど1人当たりの高速代と燃料代を安くできるし運転も交代できる。それだけに一人旅に絞ると電車のほうが優位かもしれない。それでも乗換やアクセスの悪いエリアにタクシー代を使わず動けるので移動手段として考慮の余地は十分にあり。
普段通勤や買い物にしか使っていないとしたらそれは少し勿体無い気がする。せっかく自動車税や駐車場代に保険代を払っているなら、たくさん乗って稼働率を上げたほうがいいはずだ。軽自動車でもなんでも問題ない、車は走ればいいんだと投稿者の意見。
周回コース 帰り道をつくらない
投稿者が計画する旅行の多くは周回コースにしている。気持ちの問題だけど、行きに通った見覚えのある道を帰りに通ると、いかにも”旅行終わり”って感じがして寂しくなる。
そこで往路と復路を別コースにして帰り道にも新しい目的地を設定しておく。特に車の時は自由が利くので、例えば行きは時間があるので百名道を通るルート、帰りは遅くならないように高速を使うといった感じで設定できるとベスト。
3.宿泊 早いもの勝ち
1か月前に予約するのがベスト。30日前限定の安いプランがあったり、大手チェーンのビジネスホテルのシングルルームが空いているのでだいたいの日程が決まったらキャンセルも視野にして仮押さえをしておこう。特に一人旅の場合、部屋数は2人部屋に比べて少ないはずなので埋まりやすいことを念頭に手配を準備することが大切だ。
投稿者はRaktenトラベルか勤めている企業提携の宿泊予約サイトをこれまで使っていたけど、最近agodaを使ってみた。確かに航空券とセットで安く泊まれるけど、いかに日本のサイトが親切で分かりやすい案内であるか実感した。しかし値段には代えられないのでこれからはagodaを使うと思う。
まとめ
一人旅を始めてみたい人に向けてコストを抑えて計画する方法を紹介した。この方法に沿えばそれなりのクオリティかつ比較的リーズナブルに旅行を組み立てられると思う。
一方で、物価高騰の中ではいろいろセットになったツアーの方が安くなることも考慮した方がいいのも事実。行きたい場所を抑えたツアーがあればそれをマネしてルートを設定してみて、見積と照らし合わせてみると結構近いはずだ。今度更新予定の旅行記事も阪急交通社のツアーを参考に自分で計画したが、工夫しても1人当たり¥5,000程度しか変わらなかった。ツアーも侮れないと思った。
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